単身引っ越しは楽?
単身者の引越しは、荷物が少ないというメリットはあるものの、
作業するのが引越をする本人ということも多く、
また家庭にいる主婦のような存在がいないため、
手続きや荷造り梱包など、細々としたことに手間をとられ、
引越しをする本人には仕事もあるために実際には結構大変なものなのです。
当日までにできることはすぐに始めて、余裕を持った引越しが出来るといいですね。
誰かに引越しを手伝って貰う
単身者は業者に頼まず、誰かに手伝って貰うという選択肢も出てきます。
しかし最近の人は、
相手のことを思いやるあまりお願いすることがとても苦手になっているようです。
引越し当日は、
最終の梱包作業や引越し業者とのやりとりなど、何かと手が必要です。
業者を使わない場合は、もっと人がいたら助かりますよね。
時間換算にしたら、
例えば一人なら6時間、ほぼ一日かかる作業が、
誰かにお願いして、
気持ちよく働いてもらうことで二人作業なら手際が良ければ3時間に短縮できるはずです。
引越しのお手伝いをお願いする場合
単身者に限らず、主婦でも相手にとってなるべく負担がないよう、
お互いに気持ちよくお願い出来るという方法があります。
それはお願いをしても、
相手がちょっと嫌だなという場合断りやすくなるように言い出します。
そうすると、もしも相手が断ってもお互いに気持ちよくこれまで通りのおつきあいができるのです。
引越しがあることと、日時、手伝って欲しいことを必ず先に伝えます。
「○月○日、あいてる?」みたいに、用件を言わずに尋ねるのはNGです。
お願いの仕方
謝礼があることと金額、手伝って欲しい時間をはっきりと伝えます。
私がよく使用したフレーズは、
引越しのあることを伝え
「もし良かったらさ、その日午前中の3時間、手を貸してもらえないかな?時給1,500円のアルバイト(仕事)やで!」
という感じです。
作業中に子供を預かってもらいたいときなども同様に
「作業中の3時間、1時間1,500円の託児所になってもらえるかの?」
というふうにお願いします。
そして、「今はカレンダー(手帳)も無いし確認ができないでしょう?
もしできるようだったら、今日中にお返事もらえると助かります」と、その場ですぐに返事を求めないこと。
相手が
「ごめんね、その日は用事があったの」
と、断りやすくしてあげるのが、
お願いのコツです。
相手が
「その日あいてるけど、引越しの手伝いなんて嫌だなー」
と思ったとしても仕方のないこと。
別の人にお願いすればいいのです。
もちろん、その場で
「えー、現金なんていらないよ。手伝う手伝う!」
と言ってくれる人がいたら、
「じゃあ、さっき話した時給でお願いします。ホントわし助かる。ありがとうね!」
とお願いしてしまいましょう。
人は現金なもので、
引越しのお手伝いをお願いされて快く引き受けても、
作業中に例えば
「これをそっちに持って行ってくれるかね?」
なんて指示されると
「なんでタダで手伝っとるのに上から目線なん?」
なんて思いがちなのです。
お願いする側がちゃんと「アルバイト(仕事)」って口にして、
お金をきちんと支払うことになってさえいれば、相手も気持ちよく働けるものですし、
こちらも遠慮なく言葉をかけることが出来て、お互いに快適な引越作業が出来ること請け合いです。